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2015.09.30 Wednesday
帰国まで
10月の展示に必要な、晒日子(サイリーズ)用の紙を まだ王さんから受け取っていない。 今回、日本人作家5人と晒日子のコラボ作品を展示する予定。 そのためにA2の紙を持って帰る必要がある。 午後3時に品墨に来てくれと 王さんから指定があった。 それまでには準備しておくと。 まず朝食兼昼食を食べに出かけた。 道を歩いていると、駐車しているほとんどの車のタイヤに 板が立てかけられていることに気がつく。 チェルシーにあれはなにかと聞くと、 この辺りは飼い犬が多いから、 おしっこカバーなんですって。 意外な答えだった。 効果あるのかしら? 閑静な住宅街に、一軒家カフェ。 平日だし、人もまばらで とっても静か。 居心地がよい。 なんっておいしいサンドイッチだろう。 パンがふんわりサクサクでおいしいおいしい。 台湾のコーヒーって本当においしいと思う。 このアイスコーヒーも丁寧に淹れている感じ。 ボリューム満点だけど、朝昼兼用だからいい。 食後にレモンケーキ。 私とチェルシーはレモンケーキに目がない。 値段は忘れてしまったけど、 それなりに高かった。 日本のちょっといい値段のするカフェと同じくらい。 屋台の感覚とは全然ちがう一面である。 2時半くらいに家に戻り、 スーツケースを持ってタクシーで品墨へ向かった。 昨日買った乾物を詰め、 品墨の商品も入るだけ詰め込み、 スーツケースは恐ろしく重たくなった。 晒日子用のA2の紙は手持ち。 念のため、多めに持たせてくれた。 二号店にちょっと寄り、 アール姐さんに挨拶。 またすぐ来ますね。 別れ際に王さんが、 「じゃあ来週ね」と言った自分の言葉に 「もう来週だ!」と驚いていた。 そう、来週には来日。 そして展示とワークショップ。 成功を祈るばかり。 2015.09.29 Tuesday
迪化街で買い出し
今日は12時に品墨で王さんと待ち合わせ。 ワークショップのための乾物を迪化街へ買いに行くわ。 朝起きると、まだ水が停まったまま! なので溜めておいた水を使い、歯を磨き、髪をセット。 ああ、蛇口から水が出るってなんて幸せなことだったんだろう。 台風のため会社は休み。 でももう嵐は去っていた。 曇り時々パラパラ雨。 王さんの車に乗り込み迪化街へ。 よかった、ほとんどお店は開いていたわ。 これは天日干しではない、これならいい、 選びながらどんどん購入。 紅豆、大豆など 植物の種も これは青草茶の葉。 またの名を百草茶。 台湾のいろいろな薬草をブレンドした健康茶。 味は甘くて飲みやすい。 一通り買ったから、お昼ご飯タイム。 永楽台南土魠魚焿。 すごく混んでる。 臭豆腐。サクサク熱々ですごくおいしい。 乾麵と、土魠魚焿。 土魠魚とはサワラのこと。 衣をつけて揚げたサワラがとろみのあるスープにゴロっと入っている。 黒酢が効いて、サワラがふっくらしてて とってもおいしい! 混んでいるところは、やはりなるほど理由がある。 この後、シャオホンリーの家に行く約束をしている。 それを伝えると、王さんはこの後用事があるけれど、 車で送ってくれると言うわ。 シャオホンリー一家の昼ご飯もそこで買い、迪化街を出発。 木工教室も絵画教室も今日はお休み。 生徒の作品がぎっしり。 ここの受付にも品墨ワークショップのDMを置いてもらった。 王さんはテイクアウトした乾麺を渡し、 帰っていった。 シャオホンリーはここの仕事場の他に、 山の中に作業場をもう一カ所増やしたらしいわ。 そこに連れて行ってくれるって。 車を走らせること約15分。 あっという間に景色が変わってきた。 木工をするには最適な場所ね。 広いし、2階もある。 昨日の台風で一面水浸し。まずは掃除。 このブランコに乗ると、 目の前はこんな景色。さいっこうに気持ちがよい。 一旦乗ると10分はやめられない。 裏庭から斜面をのぼると またアトラクション。 なぜ今日に限ってスカートで来てしまったのか! 山の斜面からこのロープにまたがり、 宙に浮いたら、さぞかし爽快だろうなあ! さらに木の上に家を製作中。 まだ制作途中。 気持ちがいい! 完成したら是非泊まりにきたい。 そこから山を少し下ったところに 淡蘭古道深坑街がある。 お土産屋、食べ物屋がずらりと並ぶ。 ほとんど試食ができる。 なんだこれは。 陳年彿手。 すごい見た目だ。味がまったく予想できない。 恐る恐る試食してみた。 コリコリしておいしい。漬け物のよう。 柚やかぼすの同類の柑橘類なんですって。 きな粉餅。 おいしい。 豆腐アイス。 おいしい。 昔ながらの駄菓子屋もある。 ここにも刮痧(マッサージ棒)が売っている店がちらほら。 友人に買って行く約束をしていたから、 どれがいいかと物色していると、 奥様が 「ここで買わなきゃだめ?もし牛の角でなくていいなら シャオホンリーが木で作るけど」 って。 手作りの刮痧だなんて、素晴らしいわ。 なのでここでは買わないことにした。 チェルシーと6時に待ち合わせしていたから、 その時間に合わせて老街を出発。 一旦シャオホンリーの教室に戻った。 時間はもう5時45分くらい。 急いで出発しないと6時に間に合わない。 「送ってあげるから大丈夫」 と言って、なんとシャオホンリー、そこから刮痧を作り始めた。 木を切り 削り すぐできるからね、と笑顔の奥様。 ヤスリをかけ あっという間に2個も作ってくれた! 木のいい香り! ありがとう。 シャオホンリー一家はいつ会っても温かい。 チェルシーとの待ち合わせの六張犁駅まで 車を飛ばしくれたわ。 チェルシーと向かったのは 靴のオーダーができるchenjingkai office。 サイズ、革、ソール、アイレット、靴ひもを 選ぶことができる。 まずサイズを決めるために、サンプルを試着。 白、かわいいな。 でも黒を買いたいと思っていたのよ。 いろいろなバリエーションがある。 ローファーが展示してあったのだけど、 それはまだ発売してないらしい。 考えた結果、ソールもアッパーもすべて黒にした。 黒い革は少し高いのですって。 だいたい5,000元(約18,500円)に送料400元(1,480円) くらいだったかな。 オーダーメイドにしてはとてもお手頃価格。 10月末に届くって。 楽しみだわ。 長いことお店にいて、小腹がすいたから 近くの老木咖啡へ。 ここにもやっぱり猫と犬がたくさんいる。 パニーニとアイスコーヒー。 このステンレスのストロー、どうやって洗うんだろうか、とか 仕事上の困った話とか、 目の前のカップルがラブラブすぎる話とか、 写真を撮るときのポーズを練習して それを香港ジャッキーに送ったりとか、 色々話していて、3時間くらいそこに居座った。 家に帰ると、水は普段通り出るようになっていた。 シャワーを浴び、歯を磨き、健やかに眠りにつくことができたわ。 2015.09.28 Monday
台風直撃
今日からチェルシー香港ジャッキーの家にお世話になる。 チェルシーは午前中に美容院に行く予定。 それに合わせて私も出発するから、 11時にはチェックアウト。 しかし窓がない。 台風が来ているはずなのだが、程度がわからない。 チェルシーにメールで聞いてみた。 風が少し強いけど、太陽も少し出ていると。 全然まだ平気だって。 荷物を整理し、11時すぎにチェックアウトを済ませ タクシーでチェルシー宅へ。 チェルシージャッキーの家は4階。 前回来たときは香港ジャッキーが スーツケースを運んでくれたのだけど、 今香港に帰っていて不在。 4階までは実にしんどかった。 雨もまだそんなに強くはない。 今日はシャオホンリーの所に行こうと思っていた。 昨日まで中秋節で実家に帰っていていなかったけど、 今日台北に戻ってきたと連絡がきた。 でも台風だから、美容院終わったころの状況をみて また連絡することに。 ベランダの植木を中へ避難させる。 それからタクシーで美容院へ。 台湾では台風がくると、学校もお店も会社も一斉に休みになる。 でもこの美容院は今日もやるのね。 かわいい猫が2匹。 本棚から、こんな本を見つけてしまった。 九龍城の本。 九龍城とは、かつて香港にあった巨大なスラム街。 イギリス統治時代、中国大陸からの移民がその場所に流れ込み、 増築を繰り返し、巨大な城ができあがった。 「魔の巣窟」と呼ばれている。 中には工場、学校、お店、なんでもあったそうよ。 水は井戸水。 九龍城には2つの制約しかなかったそう。 空港から近いから、高さの制限と、 火事になると困るから、電気の使用制限。 臭いもすごくて、昼までも中は薄暗く、水がしたたるから 傘をさす必要があったとか。 今はすでに取り壊されてしまって、その姿を肉眼で見ることはできない。 この本に夢中になっていると、 ものの5分くらいでチェルシーが切り終わったと。 今度は二人で夢中で本を見ていると、 お店の人がお茶をいれてくれた。 外に出ると、雨がひどくなってる。 とりあえず昼ご飯を食べようと 外をうろうろしてみたけど、お店は全部閉まってる。 困った。 どこも開いてないかと思うと、ますますお腹がすいてくる。 かなり広範囲を探したけど、開いているのはモスくらい。 あきらめてタクシーで華山1914まで移動することに。 あそこに行けば、どこかしらのレストランがやっているだろう。 車に乗り込むのも雨風強く、一苦労。 Trio café。 お店、やっていた。よかった。 バジルとチキンのパスタ。 でも台湾の香りと味がする。 なんでだろう? チキンもたくさん入っててボリューム満点。 ランチはサラダとコーヒーとパンがセット。 食べ終わり、シャオホンリーに華山1914にいるのだけど 迎えにきてもらえるかとメールした。 返事を待っている間に二人で考えたわ。 行けたとしても、果たして帰れるだろうか? 夜にピークがきそうだ。 やはり今日はおとなしく帰った方がよさそうよ。 帰りにコンビニでも寄ろうかと思ったけど、 タクシーから降りるのも大変。 一旦家に帰って、後で考えることにしたわ。 こんな嵐の日は二人で語学勉強。 チェルシーは日本のかわいい絵本をたくさん持っている。 それを教材に。 1、私が日本語で読む。 2、チェルシーがそれをノートにローマ字で書く。 3、チェルシーが日本語で読む。 4、チェルシーがそれを中国語に訳して読む。 なんていい勉強かしら! 笑っておかしくて、なかなか進まない。 デービッドを家に呼び出すことにしたわ。 「今から来れる?」 すると 「今外に出たら風で飛ばされちゃうよ〜」 と泣き顔スタンプがきた。 そのくらい嵐がひどくなっていた。 するとチチちゃんからメールがきた。 「食べ物はある?」 なんて優しいの。 そう、何も買ってこなかった。 もはやコンビニに行くこともできない。 お土産で買ってきたせんべいを 二人でバリバリ食べた。 とまらない。 台湾ドラマを見ながらバリバリ。 するとチチちゃんからメールがきた。 「シャワー早めに浴びた方がいいよ。水が停まる可能性があるから」 まさか!そうなの? チェルシーも早めに入った方がいいと、6時くらいにシャワーを済ませた。 外はすごい暴風雨。窓ガラスが割れそう。 チェルシーの部屋の窓から浸水してる。 これはすごいぞ。 こんなすごい嵐を台湾で体験したのは初めて。 チェルシーはいつものことよって感じ。 そしてまた弾き語りをしてくれた。 素敵な嵐の夜。 しばらくすると、本当に水が停まってしまった。 シャワーを浴びておいてよかった。 水はたくさん溜めてある。 しばらくは凌げるはずよ。 2015.09.27 Sunday
嵐前の中秋節
ホテルに窓がない。 台風の状態がいまいちよくわからない。 テレビをチェックしていると、上陸は明日明後日あたりになりそうだ。 明後日王さんと迪化街に乾物を買いに行く予定だけど、 台風が直撃して行けなくなると困る。 今回のワークショップで日本と台湾の乾物を展示する必要がある。 もし行けたとしても、台風ではどの店も開いてない 可能性が高いわ。 今日一足先に行って買ってこよう。 雨はぱらぱら。 どれが天日干しか、どれが機械で乾燥させたものか、 一人だと判断しかねる。 グルっと一通り見て、選んでみた。 鹿の角? 漢方薬に使うようよ。 食べたさを我慢できず、ドライマンゴーも買ってしまった。 王さんにこれは違うと言われそうだけど。 いろいろありすぎて、本当に悩む。 兜味/ doorway cafeで休憩。 スコーンとケーキ、どちらがおすすめ? と聞いたら、 「幸福(シンフー)がおすすめ」だと言うから それとチャイを注文。 黄色味が強く、甘めのチャイ。 そして、お待たせしました、とこれがきた。 私はてっきりスコーンかケーキがくるのだとばかり思っていたら、 大きいガーリックパンがやってきた! 「これなんですか?」 と聞くと 「幸福(シンフー)・・・」 と言われ、なにも言えなくなってしまった。 でもバターたっぷりでとってもおいしかった。 兜味/ doorway cafe 台北市大同區安西街36號 裏通りをうろうろしていたら、突然高円寺にあるような古着屋に出くわした。 へえ、知らなかったなあ。 ものが多くて、店員さんがいるのかどうかもわからない。 店を出ると、女の子が追いかけてきた。 「給妳(これあげる)」 と言って 店のシールをくれた。 かわいい店員さんだわ。 淡水河に出た。 天気が良かったら、さぞ気持ちいいだろうな。 迪化街は素敵なお店がたくさんある。 これは全部お菓子。 ギラギラで美しい。 中のおじさんは素振りの練習。 果物屋もすごくかわいい。 あ!ここの雑貨屋は! 2年前アール姐さんと買い物に来た時に、 セクシーで釘付けになった老闆娘だ! アール姐さんと永楽市場 どうしても写真が取りたいんだけど、 老闆娘お食事中だし、一応お伺いを立てよう。 「写真撮ってもいいですか?」 と聞くと 「何を?」 とぶっきらぼうに言われたもんで 「全体です」 と言ったら 「没問題(いいよ)」 と許してくれた。 6時過ぎにぺぺちゃんチチちゃんと食事の約束。 荷物もあるし、タクシーでホテルへ。 迪化街から中山國小はすごく近い。10分くらい。 そのころまだ雨はパラパラだったけど、 6時過ぎにホテルを出ると、土砂降りになっていたわ。 ホテルから歩いて行ける場所にある香港料理屋で 待ち合わせ。 群星會港式茶餐廳 台北市中山區長春路88號1樓 香港スターの写真が所狭しと飾ってある。 もちろんジャッキーもいるわ! さすがペペちゃん!気が利く。 相変わらずかわいい二人。 ものすごい量を注文してしまった。 料理がそろった瞬間にぺぺちゃん お腹いっぱいと言いだした。 どうしよう。 どれもおいしい。 この店のオーナーらしき男性が、ずっと私たちの席の周りを うろうろして話しかけてくる。 これを食べろあれを食べろ、ビールは飲むか? これが美味しいぞ ずっとうろつく。 気がつくとビールを飲んでいた。 注文したっけな? マンゴーのデザートはサービスしてくれた。 ぺぺちゃんの飼っている猫が変わっているらしく、二人はずっと 猫のマネ。 窓を見ると、どんどん雨がひどくなっているみたい。 でも二人はなんてことなさそう。 台湾の人にとって台風は日常茶飯事。 店を出て、歩いてホテルへ。 雨でも外でバーベキュー。 そう今日は中秋節。 3人でホテルへ戻り、 部屋でペペちゃんが一人メイド喫茶を 披露してくれた。 「このコーヒーに魔法をかけまーす おいしくなぁれぇールゥルゥルゥルゥルゥ〜」 とてもお上手。 とても変わった台湾人。 2015.09.26 Saturday
富錦街散策
どうやら台風が近づいているようだ。 昨日空港から乗ったタクシーの運転手によると そんなに大きな台風ではないとのこと。 でもどうやら大きそうだわ。 テレビではずっと台風情報が流れている。 午後、チェルシーとおしゃれエリア富錦街に出かけることにした。 松山機場駅から歩いて数分のところにある。 中山小國駅から松山機場駅までは地理的には近いけど、 捷運を使うと2回乗り換えで、けっこう面倒。 待ち合わせまでに余裕を持って出たつもりだったけど 少し遅れてしまった。 どちらも地理にうとい。 このエリアはこの通り、緑がうっそうとしていて 不思議な雰囲気。 おしゃれなカフェとか雑貨屋がたくさんある。 家もとても高いんですって。 木に埋まっている布袋様を見つけた! とりあえず酥餅を食べる事にしたわ。 酥餅とはパイ生地で出来たケーキのようなもの。 私は胡麻。チェルシーは千切り大根が入った、甘くない酥餅。 どちらもとてもおいしい。 そしてFujin Tree 353へ。 日本人のオーナーのお店らしい。 セレクトショップ。 かわいい店員さんとチェルシーはお友達。 この近くに同じ店が経営しているカレー屋さんがあるんですって。 さっそく行ってみることに。 ダブルを注文。 番茄豆類咖喱(トマトと豆のカレー)、雞肉咖哩(チキンカレー)、牛肉咖喱(ビーフカレー) の中から2種類選ぶ。 チェルシーが隣の人がチャパティを食べているのを見て あれも注文しようと言いだしたわ。 ダブルにご飯にチャパティでお腹はいっぱいになった。 ここはコーヒーにもこだわりがあるようだわ。 初めて阿里山コーヒーという存在を知った。 阿里山で豆を作っているなんて知らなかった。 幻のコーヒーと言われているそうよ。 これは豆を買って帰らねばならない。 がしかし、なんだかディスプレイ用しかなくて 買うことができなかった。 残念。ぜひどこかで手に入れたい。 Fujin Tree 353 それから微熱山丘へ。 パイナップルケーキの有名店。 日本では買ったことあったのだけど、 台湾で来たのは初めて。 まず店内に入ると、テーブル席に案内され、 パイナップルケーキとお茶を出してくれる。 すばらしい。 パイナップルケーキはいろいろな種類があるけれど、 ここの餡は、本当にパイナップル100%でできていると実感できる味。 生地もさっくりしていて、とってもおいしい。 お土産に10個入り(420元 約1,554円)を購入。 微熱山丘 台北市民生東路五段36巷4弄1号1F これが欲しい、あれがかわいい、 これが似合うなどと言いながら、家具屋とか雑貨屋を散策。 富錦街を離れ、 バスで忠孝敦化へ。 バス停にある路線図とか書いてある、この丸いもの、 くるくる回るのよ。 台湾のお店は夜9時、10時くらいまで開いている。 8時過ぎていたけど、まだいろいろ見て回ることができる。 忠孝敦化もお店がたくさんあるエリア。 明日27日は中秋節。 台湾では月餅を送り合い、みんなで焼き肉をするのが一般的。 もうすでに店の軒先でバーベキューをしている人がたくさんいる。 香港から来た新しい雑貨屋とか、古着屋とか 一人ではなかなか入らないビルの中のお店とか、 連れて行ってもらった。 雨はぱらぱら降ったり止んだり。 明日も台風がこないといいのだけど。 2015.09.25 Friday
品墨で打ち合わせ
10月に日本で開催する品墨のワークショップ 「品墨良行 晒日子 太陽ごちそうさま」 の打ち合せをするべく、2ヶ月ぶりの訪台。 朝9時に松山空港に到着。 まずいつものように空港の中華電信で 台湾用SIMカードに差し替え、1週間分のチャージをする。 ホテルのチェックインは3時、品墨での打ち合せは4時、 それまでだいぶ時間がある。 チェルシーに連絡し、お茶をする約束をした。 12時半に青田街の貳月咖啡で待ち合わせ。 スーツケースを預けにホテルへ行くため、 タクシーに乗り込んだ。 タクシーの運転手が私に聞いたわ。 「日本から来たの?」 そうだ、と答えると 「1時間も何してたの?」 ですって。驚いた! 日本から到着する飛行機が9時着なのを把握しているんだわ。 私がソファでちんたら時間を潰していたのをお見通しよ。 今回はここ台北伸適商旅(ホテル・センス)に3泊、 チェルシー&香港ジャッキー宅に2泊。 毎回数泊は初めてのホテルに泊まってみる。 調査のつもりよ。 なのでここも初めて。 カウンターの女性はすこぶる親切。 ロビーも綺麗。 スーツケースを預けて、最寄り駅の中山國小へ。 歩いて3分くらい。 本当に便利な場所にあるのね。 乗り換えなしで東門駅まで一本。 12時半の待ち合わせまで、まだ時間がある。 永康街の本屋で時間つぶし。 本の他にも、文具やおもちゃなんかも売っていて とっても楽しい場所。 地下の雑貨売り場から1階に行くため階段を上っていると、 なにやら視線を感じる。 ふと上を見上げると、驚きで目がまん丸のアール姐さんが立っていた。 「ここは台湾よね?!」 ばったり遭遇。驚いちゃった。 あとで品墨に行くねと言い、一旦お別れしたわ。 そこから青田街まで歩き、貳月咖啡でチェルシーと再会。 最近香港に行ってきたばかりのチェルシーに その時の話を聞いたわ。 私も10月末に初香港に行く予定だからよ。 人口密度がすごくって、熱気あふれるエキサイティングな街だわ。 ジャッキーチェンに会ったらどうするか、とか いろいろ話した。 夢中になっているうちに2時半ちかくになっていた。 一旦ホテルに戻り、チェックインして 必要な荷物を持って品墨に行かなくっちゃ。 チェルシーはてっきりそのまま品墨に打合せに行くと思っていたようよ。 なぜなら貳月咖啡は歩いて5分くらいのところにある。 チェルシーと別れ、タクシーでホテルへ。 11階の部屋に入ると、窓はないものの39屬箸い広さで、 とても綺麗で快適。 急いで準備して、またタクシーで永康街へ。 今回のイベントのDMとポスターが出来上がったので それを持って行かなくては。 小野さんも一緒に来日予定。 ポスター。素敵だわ。 当日のことなど、いろいろと話し合いをした。 今回のイベントはチャイナエアラインが協力してくれていて、 航空費は出してくれるらしいのだけど、 未だに出発日と帰国日が決まってないらしい。 それは困る。 その場で王さんがチャイナエアラインに電話してみたけど、 つながらない。 ワークショップ当日のこと、展示のこと、 決めることが山積み。 これはお店で売っている365日分の数字を晒したノート。 台湾で夏だと3時間くらいでこんなにはっきり焼けるのよ! 今回は日本で10月の太陽。ちゃんと焼けるか心配だわ。 晒日子(太陽の日を使った自然印刷方法)のワークショップと展示では、 日本と台湾の干し文化を紹介する。 なので今回迪化街で乾物を買っていこうと思っていた。 けど王さん曰く、迪化街で売っている乾物は 実際太陽の日で晒しているものはほとんどないと言う。 機械で乾燥させてるものとか、風で乾燥させてるものとかが多いと。 なので一緒に買いに行った方がいいということになり、 4日後、改めて買い出しに行くことになったわ。 展示では王さんの希望により、5人の日本人アーティストによる晒日子 の作品を展示予定。 10月10日から始まる展示にあわせ、それまでに日本で作品を 晒さなくてはならない。 そのために、晒日子用の大きめの紙を持って帰る必要がある。 紙は?と王さんに聞くと、ハッとした顔。 どうやら用意してないな。 なので日を改めてまた取りに来ることに。 4時から打合せをして、終わったのが8時くらい。 お腹がすいた。 これは永康街の天津葱抓餅の行列に並ぶしかなくってよ。 もちろん卵入り。 職人技だわ。ふわっふわっと焼き上げる。 35元(約130円)。 幸せ。 |