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    帰国まで

    今日は最後の日。
    18時の飛行機で帰路に就くわ。
    5日間ってとても短い。

    お昼にチチちゃんと会う約束。

    チチちゃんとチェルシーの家がとっても近いことが
    判明したの。
    歩いて家まで迎えにきてくれた。

    チェルシーは家族と食事に行くから、と
    私より先に出かけて行った。


    今日もとてもいい天気。
    上着はいらない。




    年末年始に日本に来ていたチチちゃん。
    なので会うのは約1ヶ月振り。

    おすすめの美味しいお弁当屋があるらしく、
    そこに連れて行ってもらう予定だったのだけど、
    残念、正月休みだった。

    次の候補、雞肉飯の店へ。
    タクシーですぐだという。
    タクシーの運転手とチチちゃんが雞肉飯について
    話している。
    おすすめの店ない?とか、嘉義の雞肉飯があそこ店で食べられる、とか。
    聞いているだけで楽しい。


    着いたのは肉伯火鶏肉飯。
    台南の人気店が台北にやってきた。




    チチちゃんもここは初めてらしい。
    店内はまだピカピカ。



    メニューは至ってシンプル。
    雞肉飯(60元)以外はスープと小菜が数種類。
    持ち帰り用は80元(約296円)。

    注文→カウンターで受け取る→お会計→着席。




    持ち帰り用の弁当を注文したら、
    かなり量が多かった。
    雞肉飯は鴨の肉。
    とっても美味しいわ。



    でも魯蛋がメニューにない。
    それを言うと、チチちゃんもそこは疑問だと。

    のせると格段に美味しいのにね。



    【肉伯火鶏肉飯】
    台北市信義區信義路四段405號





    まだ帰るまで時間がある。
    コーヒーを飲みに、数軒先にあるカフェ Woolloomoolooへ。



    洒落た店内。
    オージースタイルらしいわ。
    オーストラリアに住んでいた台湾の建築デザイナー
    がオーナーなんですって。




    そして夢のようなケーキ。


    隣にあるテイクアウト専門の店のガラスケースには
    レモンケーキがあったのに、店内にはない。
    それを注文できるか?と尋ねると、できないと。
    なんでだ!

    仕方ない。



    キャラメルとチョコのケーキ。



    コーヒーもケーキも美味しかった。




    帰りにまたガラスケースを覗くと、レモンケーキがある!
    タッチの差で食べられなかった。
    なのでチェルシーのお土産用に購入。
    チェルシーもレモンケーキに目がない。


    【Woolloomooloo 信義店】
    台北市信義路四段379號




    次はスーパーで買い物。



    お土産とフィンに教わった調味料を購入。

    できればコーヒー豆が買いたかった。
    欲を言えば台湾産の。
    スーパーには売っていないし、
    もう時間もないから諦めた。

    けどチチちゃん、友人に電話をかけ
    豆のことを聞いてくれてる。
    親切だなあ。

    正月だから休みの店も多い。
    一軒自家焙煎している所がみつかったみたい。

    私はもう家に戻らねばならない。
    するとチチちゃん、バイクでひとっ飛び、
    買ってきてチェルシー宅に届けてくれるって言うのよ。
    親切で泣ける。

    するとシャオチャオからチチちゃんに電話。
    シャオチャオは、年末年始にチチちゃんと一緒に
    日本に来ていた友達。
    私とチチちゃんが一緒にいることを知って、会いにきてくれた。



    シャオチャオも、昔から知り合いだったような、
    明るいおもしろ台湾ガール。
    舞台美術を生業としているわ。


    チェルシー宅の門を開け、
    家の鍵を開けてみようとしたんだけど、
    なかなか難しい。
    ガチャガチャガチャガチャなんども試していると、
    中から
    「なにやってんの・・」
    先に帰っていたチェルシーが開けてくれた。

    そして荷物をまとめている間に
    弾き語り。



    なんとかスーツケースに詰め、
    準備が出来たころ、チチちゃんから
    「豆買ってきたよ!下にいる」
    と連絡。



    ありがとう!!
    本当にうれしい。
    感謝。


    そしてタクシーを呼んでもらい、松山空港へ。
    今日はチェルシー、空港までつき合ってくれた。



    希望會很快再見你們。









     
    | '16.02 台湾 | 23:12 | comments(0) | - |
    鶯歌へ

    今日はチェルシー、イレブン、アニタと鶯歌へ出かける。

    アニタと会うのは2年ぶりくらい。
    みんなと会えればどこでもよかったけど、
    私が行ったことがない場所へ、とイレブンが考えてくれた。

    12時半に鶯歌站で待ち合わせ。


    その前に朝ごはんを食べるため、少し早く家を出発。
    目的の店は正月休みで開いていなかった。
    なので適当に開いている店へ。





    三明治(サンドイッチ)と牛肉蛋餅(牛肉クレープ)と
    奶茶(ミルクティー)を注文。



    温かいミルクティーにストロー。
    甘めでぬるめで癒される。
    牛肉蛋餅は45元(約162円)と他のとは少し高め。
    けど安いなあ。





    このシンプルなチーズサンドがまた美味しいのだ。



    台北站から台鉄に乗り、30分くらいで到着。




    鶯歌の文字がなんとも味わい深い。

    改札を出たところでイレブンとアニタと待ち合わせ。
    向かうのは鶯歌陶瓷老街。



    道中、目を疑うような素敵なものが!



    近づいてみると



    ああ!これが自分の家の前にあったら!

    思い出した。
    約3年前、台湾に住んでいたとき、
    香港ジャッキーが「好きそうな所あったよ」と
    この写真を見せてくれた。



    鶯歌は陶器の街。







    すごい賑わい。
    屋台もたくさん出ていて、通り中いい香り。

    私は早速ソフトクリームを食べるわ。
    その傍らチェルシーは臭豆腐を食べてるわ。



    ソフトクリームと言うよりは
    シャーベットぽい。
    マンゴーとイチゴのミックス。

    イレブンたちが、そんなの食べるなんて信じられない、
    と言った顔でこちらを見ている。
    そしていつかこぼすだろうと、ティッシュを用意してくれてる。
    いつでも優しい。






    台湾のパン屋って、どうしても素通りができない。
    さらに黒糖蒸しパンなどと名乗られたら、買わない理由はひとつもなくなる。



    結局イレブンが買ってくれた。
    袋いっぱいに。

    それと、どでかい袋いっぱいのねじり揚げ。
    カレー味。


    台湾でねじり揚げのことを
    「卡哩卡哩」(カリカリ)と呼ぶらしい。
    チェルシーがカリカリカリカリ言ってるから、
    自分で考えたネーミングなのだと思っていたら
    それが正式名称なんですって。


    パンを食べていたけど、お昼ごはんも食べに行くことに
    なったわ。

    雞肉飯魯肉飯がある店をみんなで探してくれた。





    今回初、愛しの雞肉飯。
    あらでも不思議。
    鶏肉の上に魯肉が乗っている。

    なので味は魯肉飯。
    なんだ?







    魯蛋は必須アイテム。


    アニタがプレゼントをくれた。



    台湾の昔ながらのガラスの器だそう。
    とってもかわいい。



    店を出て、近くにある鶯歌陶磁博物館へ。



    ガラス張り吹き抜けのきれいな館内。

    なんと入場は無料。







    ブースごとに台湾の陶器について展示されている。

    陶器の歴史、鶯歌における陶器の歴史などが
    展示によって詳しく解説されている。

    なぜか館内で中国語講座が始まった。
    みんなで私の発音を直しにかかってきた。

    日本人と台湾人は、話す時の口内が全然違う。
    日本語は口を動かさなくても結構話ができちゃうから、
    なかなか中国語のそれを習得するのは難しい。

    最終的に「まあ言ってること解るからいいけどね。」
    となった。
    いいや、これからも頑張る所存である。





    館内にはミュージアムショップ、カフェ、庭などもあり、
    ゆっくり過ごせるわ。


    【鶯歌陶瓷博物館】
    新北市鶯歌區文化路200號



    そして鶯歌站へ。
    反対方向のイレブンとは駅でお別れ。



    またすぐ会えますように。

    アニタも途中で下車。
    またすぐ会えますように。


    台北までの車中、チェルシーが
    カリカリを食べようと言いだした。

    捷運は飲食厳禁だけど、
    鉄道は食べても大丈夫。

    カリカリ食べだしたら、止まらなくなった。
    カリカリカリカリしているうちに台北到着。




    早めに台北に戻ってこれたら、
    Fika Fika Cafeに行くことにしていた。
    ここのオーナーは、北欧コーヒー大会のノルディック・バリスタ・カップ2013年で
    エスプレッソ部門とノルディック・ロースターで世界チャンピオンになった方なんですって。

    チャンピオンってすごいことだわね。







    コーヒーとケーキを注文。
    水はセルフサービス。
    ピッチャーの横に、お湯の入ったポットも置いてある気遣い、素晴らしいわ。
    台湾の人は冷たい水、氷入りの水は飲まないもの。



    エスプレッソは110元(約407円)。




    雑誌とか置いてあって、一人でもゆっくりコーヒー飲みながら寛げる。

    Fika Fika Cafe
    台北市伊通街33號一樓




    そうえいば、人にちょっとした贈り物をする必要があった。
    うっかりしていた。買いに行かなければ。

    なので誠品書店に行くことに。
    疲れたからタクシーで。

    そこならなんでもあるし、
    信義店は夜11時までやっている。



    頼もしい存在。

    地下の天仁茗茶でお土産を購入。

    すると地下にあるビアホールの前で
    チェルシーが動かなくなってしまった。

    「ここのビールおいしいんだよなあ」
    小さな声でつぶやいている。

    一杯だけ飲もう、と入店。



    すごい賑わってる。



    乾杯。



    うれしそうだ。



    食べ物メニューもおいしそうだけど、
    食べてばかりいるから、ポテトとエビだけで我慢。


    お腹を空かせて、また数ヶ月後に
    戻ってくることを心に誓ったわ。


    【金色三麦 誠品酒窖店】
    誠品書店信義店B1F




    ほろ酔いになって店を出た。
    まだ10時くらいだったから
    上のフロアに戻り、本を物色。
    とにかくすごい品揃えだから見所満載。
    閉店ギリギリまでいた。

    外に出ると、寒くも暑くもなく気持ちいい。
    「ここから歩いて帰れる?」
    とチェルシーに聞くと、40分くらいだと言うわ。
    ならば歩いて帰ろうということに。

    しかし途中、チェルシーが言いだした。
    「そうだ!You bikeに乗って帰ろう」
    グッドアイディア。

    この気候は自転車が一番。





    最高に気持ちがいい。

    するとチェルシー、またとある店の前で止まって
    動かなくなってしまった。



    啜飲室。クラフトビール専門店らしいわ。

    とても洒落たにおいのする飲み屋ね。


    二人で一杯だけ、と自転車を脇に停め
    缶ビールを一本購入。



    閉店間際だったから、客は外のテーブルに2組くらい。

    外のベンチに座り、カリカリを食べながらのビール。
    気持ちがいい。

    カリカリがまた止まらなくなり、
    「これが最後の一個」が口癖となっていたわ。


    【啜飲室】
    復興南路一段107巷5弄14號







    帰り道は道幅も広く、深夜だったから人通りも少ない。
    快適なサイクリングナイトだった。








     
    | '16.02 台湾 | 23:57 | comments(0) | - |
    雞排を求めて

    今日も2月とは思えない温かさ。



    昼ご飯を食べに多麼Cafe+へ。

    去年チェルシーに連れて行ってもらって、
    とても美味しかったお店。




    快晴。



    25℃くらいあったかしら。
    汗ばむ陽気。
    セーターを着てきてしまったのが悔やまれる。






    春節だから開いているか心配だったけど、
    大丈夫だったわ。

    一階のサンルームのような空間の席へ。
    太陽の光が燦々と当たり、気持ちがいい。



    ランチセットを注文。



    サーモンプレートとコーヒー、スープ、パンのセット。

    さらにデザートのワッフルも先に頼んでしまった。



    どんどんアイスが溶けていく。
    焦るわ。

    お腹がいっぱいすぎて苦しくて動けなくなってしまった。
    どうしてこう同じことを繰り返してしまうのだろうか。
    前回もこうだった。

    今日何のCDを買うべきか、
    チェルシーがyoutubeを見ながら考えてくれたわ。
    なかなか決まらない。

    そうこうしているうちに、時計は3時を指していた。

    これから春節の迪化街に行ってみる。
    普段と雰囲気が違うらしいのよ。

    捷運に乗って北門駅で下車。
    今まで迪化街へは雙連駅から20分ほど歩いていた。
    2014年の11月に北門駅ができて、もっと近く便利になった。





    人がたくさん。
    無料でお茶を配っていたり、
    正月ムードがすごい。

    少し脇道を入ると、人気はなくとても静か。



    どこを見ても画になる建物ばかり。

    そこから延平北路をまっすぐ北上。

    チェルシーがこの辺にとってもおいしい店がある
    と言うわ。
    高麗菜飯が有名な店らしい。

    あまりお腹は空いてなかったけど、
    二人で一つ頼めばいい、ということで店に行ってみることに。

    屋台のような店に着くと、
    高麗菜飯は今日は売り切れですって。
    残念。
    なので同じく看板メニューの
    原汁排骨湯を一杯注文。



    さすが台湾、といった味。
    あっさりしていて、これなら何時間でも飲み続けれらること請け合いね。



    スープしかなくても人が絶えない。

    これは高麗菜飯もさぞかし美味しいのでしょうね。
    いつか機会があったらまた挑戦したいわ。

    【延三夜市高麗菜飯、原汁排骨湯】
    台北市大同區延平北路三段17巷




    そこから西門へ向かうことにした。
    大橋頭站から捷運で2回乗り換え。



    着いたら辺りはすっかり真っ暗。
    しかしすごい人よ。

    西門は普段もすごい人だけど、今日はまた特別だわ。
    お祭りのよう。

    CD屋に向かって歩いていると、
    真っ黄色い宝くじ売り場に吸い寄せられた。

    台湾では本当にいたるところで目にする。
    どこも真っ黄色。
    買ったことはなかった。
    今日初体験。



    スクラッチ。



    お金を払い、好きなカードを選ぶ。



    これを選んでみた。



    チェルシーはもう少し大きめの。



    はずれ。


    気を取り直してCD屋へ。





    かわいい看板猫がいるじゃないの。
    触ろうと思ったら
    シャーッと言われた。
    店員さんが
    「気をつけて、この猫いじわるよ」
    ですって。

    いろいろ迷ったあげく、
    昨日フィンが聴かせてくれた李宗盛のCDを購入。






    歩き疲れたもので、豆花を食べながらしばし休憩。



    温かい豆花。
    タピオカと生姜と花生入り。





    食べてばかりの気がするけども、
    なんだか雞排が無性に食べたくなってきた。

    豆花屋の斜め向かいに大行列の雞排屋台がある。
    でもその大行列に並ぶ元気はない。

    どこか別の雞排を探そう、とチェルシーと動き出した。
    食べ物が目的だと、人を無口にさせるわ。一心不乱よ。

    でも不思議。探すとないのよ。
    いつでもどこでも目にしていた気がするのに!

    ますます食べたい。
    お祭り騒ぎの人をかき分け、何度同じ道を通ったかしら。

    30分くらいうろうろして、やっと見つけた!
    雞排屋台。



    揚げたて、でっかい!おいしそう。



    とにかく大きいし、やけどには要注意よ。



    やっと口にできた。
    幸せ。
    この味、このデカさ、ああ満たされた。


    そして家路へ。

    帰り道、近くのファミリーマートでポップコーンを購入。
    お店でレンジで作ってくれるのよ。



    西門で買った、昔ならではのビスケットと
    ポップコーン。
    止まらない。
    食べ続ける。


    そういえばチェルシーの後ろ髪が気になっていた。
    後ろ髪だけなんだか長かったのよ。

    なので急遽切ってしまうことにしたわ。





    すっきり。








     
    | '16.02 台湾 | 23:49 | comments(0) | - |
    フィンの手料理

    今朝は8時に起床。



    12階の部屋からは淡水河が望めて最高だった。
    台湾で高層に泊まることなんてめったにない。

    今日も上着はいらなそうだ。

    朝食を食べに1階のレストランへ。

    ビュッフェなのだけど、時間が遅かったせいか
    何もない。



    ちょぼちょぼと皿に取り、少しだけ食べた。
    これではすぐにお腹が空いてしまうだろう。

    ドリンクバーには香港の定番ドリンク
    鶯鶯茶(コーヒーと紅茶を混ぜた飲み物)があって、
    それだけはうれしかった。


    12時にチェックアウトし、歩いて淡水駅へ。





    なんて気持ちがいいのだろう。
    今日は半袖でもいいくらいの快晴だ。


    捷運に乗ってチェルシー宅へ向かう。

    今日はフィンの家にお呼ばれよ。
    正月でデービッドが家を空ける間、
    フィンがデービッドの猫を預かっているんですって。
    その猫イエロウにも会いがてら。

    途中であゆみちゃんとお別れし、
    チェルシーの家まで徒歩で向かったわ。

    いつもタクシーで行ってしまうから
    駅から一人で歩いて向かうのは初めて。



    Googlemapを見ながら向かっていると、
    「今どこ?」
    とチェルシーから。
    近辺の写真を送ると、
    「私より早い!」とチェルシー。
    行き違いになってしまった。




    お久しぶりチェルシー。


    スーツケースを家に置き、
    フィンが待っているから、とすぐに出発。
    私はその時点で堪え難い空腹に見舞われていた。

    家に向かうタクシーの中で
    「ねえ、なに食べるの?ねえねえ何食べるの」
    何度もチェルシーに聞いた。

    「何食べたい?」
    と聞かれたから、フィンの手料理が食べたいと答えた。
    以前、フィンが作った料理の写真を見せてもらったことがある。
    だから料理上手なことを知っているのよ。
    それが食べられたらなあ。

    タクシーを5分ほど走らせ、
    住宅街で降りた。



    台湾の家はどこから眺めてもロマンチックで目眩がする。

    チャイムを押すと、誰もいない。
    あれ?

    しばらくドアの前で待っていると、



    さっそうとYou Bikeに乗った、買い物帰りのフィンが現れた。
    買ってきたばかりのティッシュを抱えて。

    愛車は盗まれてしまったんですって。


    家に上がると、



    いた!
    デービッドの愛猫イエロウ。



    なんてかわいいの。
    ずうっと写真では見てきたけど、
    本人に会える日が来るとは思ってなかったわ。




    レトロなミルでコーヒーを淹れてくれた。

    すると、なんとも偶然にデービッドから連絡がきた。
    「Akiko、新年快樂!(あけましておめでとう)」
    なんてタイミングだろう。

    だからイエロウの写真をデービッドに送ると、
    「!!!ぼくのネコ〜!」
    すごく驚いていたわ。


    コーヒーとおやつをいただいて
    少し落ち着いたけど、まだ空いている。

    チェルシーが
    「アキコがフィンの手料理食べたいって」
    とフィンに伝えると
    「いいよ。じゃあ後でスーパー行こう」
    ですって!
    やったあ!!



    フィンはプロの歌手。
    CDもたくさん出ている。
    俳優としても活動しているのよ。

    ギターでなにか歌ってくれと頼んだら
    ジャッキーの曲を歌ってくれた。
    素敵。
    台湾の歌手のことも色々教えてくれる。
    李宗盛って人は、ジャッキーにも曲を提供しているって、
    CD買おうかしら。


    一休みしてからスーパーへ。



    何を作ってくれるのかしら。
    わくわくする!



    牛肉大好きチェルシー。
    「肉たべたーい」
    この日本語はだけはとても上手に発音できる。




    豆腐売り場を見ているだけでもわくわくするわ。



    食べたいものをどんどんカゴへ。
    大好きな牛乳スティックビスケットも見つけた。
    カゴへ。
    台湾ビール、カゴへ。
    小泡芙(台湾版ポポロン)、カゴへ。




    ブロッコリーが食べたいとリクエストしておいた。



    台湾の調味料がいろいろあって興味津々。
    全部聞いて、全部教えてくれた。



    何ができるのかしら。
    うろうろしてしまう。

    実に手際がいいわ。



    いい香り!


    チェルシーの弾き語りを聴きながら、待っていると・・
    あっという間に



    4品も!

    ああ驚いた。こんなお店で出てくるような料理、家庭でできるのねえ。
    レストランみたいよ。



    ものすっごく美味しい。
    美味しすぎて、黙々と食べた。
    野菜の固さが絶妙。

    このカリフラワーはフィンのお母さんの手作りなんですって。
    歯ごたえが良くて、美味しくって美味しくって、忘れられない。


    フィンが何かをまだ作っていると思ったら



    スープもできていた。



    牛肉、とうもろこし、魚丸(魚のすり身団子)。
    なんてあっさりした優しいスープなのかしら。
    本当に台湾のお店で出てくる味。


    夢中で食べている中、ふとベッドの方を見ると



    不思議な体勢で真顔のイエロウがこちらを見ていた。

    穏やかで不思議な空気のイエロウ。
    さらってしまいたいくらいかわいい。


    食後はおやつ。




    おすすめの調味料を教えてもらった。
    それを買って、帰ったら作ってみようっと。



    片付けをしておいとました。

    今後は台湾に来たら、必ずフィンの家でご飯を食べることにしたわ。
    次回はぜひ日本の調味料を手土産に。



    帰りはバスで師大あたりまで行き、付近を散歩した。
    この辺りはけっこう正月でもお店が開いている。





    帰ってチェルシーと台湾ビールで乾杯。
    蜂蜜味。新商品ですって。
    甘くて飲みやすい。


    せっかくみんな弾き語りをしてくれるのに、どの曲もわからない。
    台湾の歌手を知らなすぎると言われたわ。
    だから今後、訪台につき1枚CDを買うことに決めた。

    明日、さっそく買いに行くことにする。










     
    | '16.02 台湾 | 23:33 | comments(0) | - |
    春節

    去年10月にIIDで品墨ワークショップ&展示を行うにあたり、
    日本人作家5人に晒日子作品を作ってもらった。
    しかし太陽の光が弱く、うまく焼けなかった。
    なので王さんに台湾で干し直し、
    作品を完成させてもらうことにした。

    今回それを受け取ってこようと思っている。

    しかしチケットを取ってから気が付いた。
    2月8日は台湾の春節(旧正月)。
    みんな田舎に帰るし、会社は休みだし、
    店も開いてなのではなかろうか。

    チェルシー、イレブン、香港ジャッキー、みんなに連絡した。
    「うっかり春節にチケットを取ってしまった」

    香港ジャッキーは香港に帰ってしまって不在だそうだが、
    チェルシーはいるから、泊まっていいというわ。
    よかった。



    今回往復の飛行機はあゆみちゃんと一緒。
    初日だけ淡水に一泊する予定よ。

    どうやらあゆみちゃんのお友達のワインちゃんと、
    そのお友達が空港に迎えに来てくれるらしいわ。


    機内はガラガラだった。
    春節に行く人が少ないってことね。

    午前10時すぎに松山空港に到着。
    中華電信で1週間分チャージ。
    前回の分もまだあるから
    100元(約340円)だけチャージすればいい、と店員さんからの提案。
    安く済んだわ。

    前日までずっと雨で、寒かったらしいのだけど
    今日はとっても暑くていい天気。


    ワインちゃんと、お友達のクリスが車で迎えに来てくれた。
    淡水あたりをドライブしてくれるって。

    車の中から街を見ていると、
    やはり正月はどこも休みね。
    店が軒並み閉まってる。





    でも淡水はすごい賑わい。
    観光地は賑わう。



    さっそく何を食べようかと考えていると、
    すごい行列を発見。



    蝦捲ですって。



    サクサクでピリ辛だったような。
    混んでいたせいか、味の記憶があまりない。


    その店の横も大行列。
    のぞくと、



    でっかいケーキ!
    これを大きく切り分け、箱に詰めている。
    ふわふわで美味しそう!
    食べたいけど、すごい行列だし大きすぎる。


    淡水の名物「阿給-アゲイ」(揚げの中に春雨が入った料理)
    を食べに行くことに。
    写真でしか見たことがなく、食べてみたかった。

    クリスがおすすめの店は開いていなかった。
    残念。
    でも阿給の店はたくさんある。



    細い路地に入り、



    大混雑のお店へ。



    混み方がハンパではないわ。
    2、3階あるようだけど、どこもぎゅうぎゅう。
    これは期待できそうよ。

    阿給と乾麺を頼んだ。



    タレがほんのりピンク色。
    なんだか甘そうだ。



    好きな味ではなかった。
    麺も茹で過ぎでやわらかい。

    私もあゆみちゃんも珍しく残してしまった。





    川沿いを散歩。
    最高に気持ちが良い。


    廟にお参り。



    ここも人がごった返している。



    10本の線香を持って、10カ所の神様をお参りする。



    こんな困難なお参りは人生で初めてだった。
    線香を持って満員電車にいると思っていただければいいわ。
    危ないったらない。
    頭、肩がみんな灰だらけ。



    それから淡水を離れ、連れて行ってくれたのは
    台湾の北のビーチ、白沙灣。





    いくら天気がいいからといって海水浴できる温度ではない。
    若いとそんなことはどうでもいいのだろう。



    いくらでも眺めていられる。
    実に気持ちよかった。


    そこからさらに東へ車を走らせ
    金山へ。



    金包里老街を散策。


    ここで不思議な光景を目にした。
    みんな料理の載った皿を持ち、ぞろぞろ
    一カ所に吸い込まれている。





    どうやらどこかから料理を自分で持って来て、
    席に着いていただくシステムらしい。



    席がなかなか空かないほど混んでいるので、
    私が席で待ち、クリス、ワインちゃん、あゆみちゃんが
    料理を取ってくることに。









    ヤングコーンが妙に美味しかった。




    大賑わいの老街で、明日のフィン宅訪問の
    手土産用黒糖ケーキを購入。






    廟前の広場は爆竹で真っ赤。




    ワインちゃんもクリスも、正月の忙しい中
    いろいろ連れて行ってくれてどうもありがとう。

    6時頃、淡水の駅で下ろしてもらい
    ダンテコーヒーで一休み。


    今回一泊するホテルは福格大飯店。
    駅から徒歩10分くらいの18階建てホテル。

    気になっていたのはフィットネスルームに
    テーブルサッカーがあること。
    日本では毎日練習しているのよ。
    ここでも練習しなくっちゃ。

    一度部屋に戻り、すぐにフィットネスルームへ向かったわ。

    しかしなぜかしら、電気が付かない。



    暗い中やるしかないようね。
    普段使っているテーブルサッカーとは違う種類の台だけれど、
    公式戦ではどちらも使っているから、これにも慣れておかなくては。

    一通り試合した後、次は暗闇でビリヤード。




    あゆみちゃんは手慣れた感じだったけど、
    私は人生で2回目。
    へたくそったらない。



    多いに楽しんだ。


    そしてマシーンで腹筋したり、胸筋鍛えたりして
    部屋に戻り、寝た。






















     
    | '16.02 台湾 | 23:44 | comments(0) | - |