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2016.07.22 Friday
フィンの手料理
今朝は台湾式の朝食を食べに行くと決めていた。
いつもチェルシー共々起きられなくて 時間に間に合わなかったのよ。 朝ごはん屋は、10時頃には閉まってしまうから。
鹹豆漿(しょっぱい豆乳)、飯糰(おにぎり)、白あんが入ったパイのようなパン。 台湾の定番朝ご飯。
とてもおいしい。
人がひっきりなしに買いに来る。
「目が開かない」 と言いだした。
言われてみると、私もなんだか目がしばしばする。
奥でおばさんがネギを束ねているのね。
チェルシーの目がみるみる腫れて、涙を流し始めた。 背後に大量のネギ。
見ていて面白いったらない。
「ネギ片付けた?ネギなくなった?」 私に聞きながら、目を瞑り、手探りで食事をしている。
店の客はみんな平気そう。
「なんで私だけ?」 泣いているのはチェルシーだけ。
なんだか画になる光景だなあと思って見ていた。
店を出て、近くの朝市へ。
魚屋の壁にはびっしり魚のカレンダー。 果物屋の壁にはびっしり果物のカレンダー。 台湾でよく目にする光景。
おにぎり屋さん。お腹がすいていたら買ったのに。
肉、魚、野菜、生活用品、洋服、なんでも揃う。
大きな脳みそまで!
珈琲を飲みたいとチェルシーに言うと、 おいしい珈琲屋が近くにあるという。
小さい店内に珈琲豆のいい香り。
どんな味が好みかと聞いてくれる。 酸味少なめの豆でアイスコーヒーを作ってもらった。
最近、台湾ドラマ「我可能不會愛你」を見た。 いろいろな人におすすめだと言われていて、 やっと全編見たのよ。
ずっと友達だった男女の恋愛話。 もどかしいけど、面白かった。
そこにマギーという女の子が出てくる。 かなり古風なぶりっ子の設定よ。 好きな男性の前で膨れっ面をするのだけど、その顔がとにかく面白い。
その顔の練習などをしながら珈琲を飲んだ。
今日の夕飯はフィンが作ってくれるのよ。 楽しみでしかたないわ。
一旦家に帰り、仕事。 その後、チチちゃんと待ち合わせしている眼鏡珈琲へ。
暑すぎるから、仕事の打ち合わせに向かうチェルシーと 相乗りでタクシーで向かった。
するとチチちゃん、 「今日はスカート?」 とメールしてきた。
バイクに乗せてくれるのかしら。 でもスカートで来ちゃった。
眼鏡珈琲。 名の由来は知らないけど、店員さんみんな眼鏡かけていた。
あら、チチちゃんも眼鏡ね。
みんなおいしそうなもの食べているわ。 でも今晩はフィンの料理。 くれぐれも腹一杯にならないように、とチェルシーに キツく言い渡されている。
お店を出て、周辺のお店をぶらぶらしたわ。
眼鏡珈琲のある大安周辺は、どうやら 洒落た家具屋とか雑貨屋があるみたい。 大安駅に住んでいたけど、全然行ったことがない方向だった。
観葉植物のお店。
チチちゃんは今、自分の仕事場のお引っ越し真っ只中。 植物を置きたいということで、店内を物色。
家具も必要ね。
アンティークの家具。 かわいいけど、送料高くつくでしょう。
こんな明るいうちにゴミ収集車がくることもあるのね。 この時間仕事している人はどうやって出すんだろう。
このゴミの問題について、けっこうみんなに聞いてるんだけど、 未だによくわからない。 上班族(サラリーマン)はどうやってゴミを出しているんだ。 どうにかして出しているんでしょうね。
リヤカーを引いたおばさんが通り過ぎた。 チチちゃんと 「見た?」ってお互い顔を見合わせ、 振り返っちゃった。 だって全身緑だったの。 なにもかも。 お洒落だわ。
やっぱりチチちゃん、バイクに乗せてくれるつもりだった。 今度はズボンで来るように、とのことよ。
忠孝復興站でお別れし、フィンの家の最寄りの駅に向かった。 駅でチェルシーと合流、スーパーへ。
スーパーでフィンとも合流。
今日は一体何を作ってくれる気かしら。
肉を見てるわ。
魚も見てるわ。
スイカがでかい! チェルシーと私はうろうろするだけ。 全部フィン任せ。
お腹はぺこぺこだ。
家に着くと、まずこれ食べててと言って 緑豆スイーツを出してくれた。 前の日に煮込んだんですって。 フィン、すごい。
前来た時は、デービッドの猫を預かっていたけど、 また別の友達の猫を預かっていた。 みんなフィンに預かってもらうのよ。 猫もフィンには懐いてる。
厨房を閉め切って、フィンは料理に集中。
たまに覗くと、次から次に華麗な手さばきで調理をしている。
ほう、と関心するチェルシー。
1時間くらいすると、蒸し風呂状態の厨房から 汗まみれのフィンが出てきた。
勇姿眩しいわ。
そして夢のような料理の完成よ。
フィン、本当にすごいわ。
お店で食べるものだと思っていたような料理を、 一人でパパっと作ってしまう。
白ワインを開けて乾杯よ。
多いから残していいよ、と言っていたけど
きれいに全部食べたわ。
チェルシーなんて骨の髄まで食べ尽くしていた。 素晴らしい。
ベランダからミントを摘んで
ライムを絞って
モヒートまで作ってくれた。
なんて爽やかなのかしら。
食後にまた緑豆。
そして弾き語り。 酔っぱらって歌うと気持ちがいいものね。
贅沢すぎる夕食だった。
次も期待してるわよ。
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